千葉3連戦。1/20,21,22。わが家の千葉御三家チャレンジ受験の回顧録(2022年)です。
サピックス中位層。東京の本番2月1日にむけて、千葉御三家3連戦をふりかえります。
- 市川中学校
- 東邦大東邦中学校
- 渋谷幕張中学校
それでは早速。
千葉御三家 3連戦
メリット
- 合格できたら、通わせていただきたい学校ばかり
- ここで合格がもらえると、精神崩壊(どちらかというと親)が防げる
- 不合格だった場合。真の強さがやどる(かもしれない)
デメリット
- 風邪などのリスク
- 本命校にかける勉強時間がへる
- 合格したことによりうまれる過信
- 不合格の場合
- 親子とも心のケアが必要
- 併願スケジュールのゆらぎ(千葉校再受験か、東京校か)
- 千葉再受験の場合、他校の願書を至急提出する必要がある
わが家の「千葉受験」の立ち位置
- ガチサピ勢(優秀者)が多く参戦する、千葉3連戦
- わが家は、サピ中位層
- サピックスでの面談で、サピックス偏差値50で「市川中学に合格がではじめます。」といわれていました
- 3連敗も視野に入れ
他の学校もチェック済み - とにかくひとつでも合格が欲しい
- ただしあくまでも第一希望は東京校
受験しないと合格はない
「とにかく受験しないと合格はない」ので、子どもと相談しつつすべて受験をしました。
無謀かもしれない千葉3連戦。
結果については書きませんが、よかったら参考にしてください。
市川中学校
会場:幕張メッセ
1戦目。
有名な幕張メッセ会場での受験。
とにかく受験生が多いので、まずは会場に無事にたどりつくことが先決です。
海浜幕張駅からは長蛇の列。
あまり早くつきすぎるのもかんがえものですが、焦るよりは格段にいいです。
早めに出ておいて正解でした。
市川学園の生徒さん
お手伝いの生徒さんがちらほら。
礼儀正しく明るくとても好印象。男の子の黒い学生服、黒いボタン。あこがれです。女の子も感じがよいです。
親の待機時間について
子どもを送り出してしまうと、親は時間をもてあますことになります。
ホテルをとられている方もいらっしゃるようですが、わたしは控室での待機組。
アウトレットパーク幕張
その後ショップが開く時間(10:00)になったら、気分転換にアウトレットモールへ。
ありあまる時間に他校分析
その後、また保護者控室に戻り、翌日にうける「東邦大東邦」の赤本をチェック。
別にもう親が見たって仕方のない(解けないし)ことなのですが、国語の試験問題や解説はとてもおもしろいです。
入試問題は、学校からのラブレターと聞いたことがあります。なるほど。
とにかくメッセ会場の保護者控室は広いので、座れないということは絶対にないです。
本持参でどうぞ。
冷え対策はしっかりと
かなり冷えます。
普段はぜったい買わないだろう「足ぽかシート」を靴のなかに入れました。
なりふりかまってられません。
男性用↓
これは、なかなかいいですよ。
子どもにも好評でした。
熱くなりすぎることはありませんが、お子さんが使うなら事前に必ずお試しを。
女性&子ども用↓
あと、親はロングダウンがおすすめ。控室では下半身を巻くようにすごしました。
この時期、体調を崩してなんかいられません。まわりも誰も見てないです。
みなさん同士ですから。
子どもには、温度調整しやすい服を。
試験後もなかなか出てこない
試験が終わっても、とにかく人が多いのでなかなか帰ってきません。
少しずつ呼び出しがかかります。
午後受験のある方は注意です。
バス「京成幕張本郷」駅行きは穴場
比較的はやく開放されたので、会場からすぐ下のバス停におり、京成幕張本郷駅へむかいました。
バス内は二組だけ。ガラガラでした。受験の空気から、早めにはなれることができたのは大きなメリット。バスは穴場でした。
試験おつかれさま。
ランチ
京成幕張本郷駅の「PRONT」で、ゆっくりランチ。
受験生のすがたは皆無。
親子ともリラックスできました。パスタを食べてゆっくりと。さ、明日に備えようね。
合格発表は明後日。
東邦大東邦
昨日にひきつづき、朝もくらいうちから家をでます。
地元の駅で、お友達にあってリラックス。この日は別の中学の受験も多く、途中まで一緒にいけたのはよかったです。
警察も出動
京成大久保駅をおりてびっくり。
昨日のメッセ会場もそうでしたが、人、人、人。
ただこの日は、昨日とは違って住宅街ということもあり、警察や交通整理の方であふれていました。
いや、これは学校側も大変です。
本人は、塾のともだちを見つけたり、コンビニで買物をしたり。だんだん受験慣れしてきた感じです。
学校に到着
15分ほどあるいて到着。
校門からのながめはなかなか壮観。伝統校という感じがします。
広い校内
校内にはいると、大きないちょうの木が2本。受験生をむかえてくれます。夏は緑がきれいだったなぁ。
奥に見えるのは広大なグラウンド。
昨日、受験した市川中学校もそうですが、この広大な敷地は千葉校の大きな魅力です。
受験番号で、南館、北館、セミナー館と会場がわかれていたので、子どもと番号を確認してここでわかれます。背中をみおくり、たくましくなったなと感慨深いものを感じながら。
保護者控室
こちらの学校も保護者控室を用意してくれていましたので、そちらでしばらく本を読んですごしました。
その後、バスでJR津田沼駅へ出てみることに。
(バス停は校門を出てすぐ。3分~5分おきで、所要時間は15分ほど。)
津田沼駅では、ゆっくりできる店に入ったり、ショップを見たりして気分転換。
それでも、まだまだ時間があまるので、またバスで学校の保護者控室へもどりました。
しかし。
な、ながい
もちろん子どもたちは、もっとたいへんなのですが、親の待ち時間もなかなかです。
そして、受験がおわっても、すぐに帰れるわけではないのは、昨日と同じ。いや、昨日の市川中学以上に、時間はかかっていたように感じます。
親子ともぐったり。
受験は予想以上に体力をつかいます。
力つきる
この日は、地元の駅までもどり、ケンタランチをテイクアウト。もう健康に気を遣うというよりは、好きなもの食べようよ…、という感じ。
とにかくはやく帰って休もう。体力だけはつけとかないとね。
合格発表は明後日。
渋谷幕張
千葉3連戦、最終日です。
電車にのりあわせたあの子もこの子も、超優秀なんだろうな。
わが家はある意味チャレンジ。
学校別サピックスオープンでも、あまりよい結果がでたことがなかったんです。
リラックスししていきましょう。
あきらめたらそこで終わり
受けないことにはどこも絶対に合格もらえないしね、と子どもと相談しつつ受験を決定。
なにごとも経験です。
海浜幕張駅ふたたび。おととい来たばかりだなと思いつつ。
今日は土曜日
この日は、土曜日のため、わたしが電車で子どもを確実に送り届けたあと、夫が車で幕張地区へむかえにきてくれました。
夫が到着するまではマクドナルドで待機。
鉄緑会
校門近くで、パンフレットを配っていました。
おー、これがうわさの鉄緑会。記念に一部いただいてまいりました。
試験直後
試験が終わり、なんとか子どもを確保。
子どもは、開口一番「けっこうできた。この学校いきたい。」と言いだしました。
渋幕の魅力
試験監督をしてくれた先生たちが、とてもよかったのだそうです。
こんなことを言い出すのはめずらしいので、雰囲気が本当によかったのだと思います。
合格発表は明後日。
怒涛の日々はまだまだつづく
今日の午後には、千葉3連戦の1校目、市川中学の合格発表が。
そして明日には東邦大東邦、明後日は渋谷幕張の合格発表と、胃がいたくなる日が続きます。
さらに子どもはこの日、zoomでサピックスの土曜授業をうけていました。
あくまでも東京本命校に向けて。
中学受験ってたいへんですよね。
補足
入試日程
1月6日:土浦日大→合格
1月中盤:埼玉校→合格
1月後半:千葉校3連戦
2月1日:東京本命校
サピックスでの立ち位置
いまとなってはあまり関係のないことですが、ご参考までに。
4年夏に入塾。秋以降、順調にαクラスに上がり、その後はαとベット上位をいったりきたり。
6年生のはじめがピークでしたが、その後はやや低調。最終的には、まんなかくらいの立ち位置でした。
おわりに
現在
残念ながら、2/1の第一志望校には合格できませんでした。でも蓋をあけてみれば、もったいないくらいの学校に通わせてもらっています。
ここからがスタート
ゴールなんてどこにもありませんからね。いつだってここからがスタート!
受験生に、エールを送ります。
応援しています。
あこがれの上位校に通えたらいいですよね。
でもそうでなくても、状況ってどんどん変わっていきます。その時だけの結果に一喜一憂してほしくないです。むずかしいとは思いますが。
自身の反省もこめて。
それでは。
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