絵本「ともだちや」のご紹介です。
人気のシリーズ絵本。
この絵本を小学校で読み聞かせをしてきました。
ロングセラーシリーズの1作目。
絵本紹介
絵本について
- 【作】内田麟太郎
- 【絵】降矢なな
- 【出版社】偕成社
あらすじ
全14巻にわたる「おれたち、ともだち」というシリーズの第1巻目です。
キツネとオオカミが、知り合ったきっかけが、描かれています。
キツネが思いついた、ヘンなお仕事「ともだちや」のお話なのですが。
ともだちって、買えるのかな。
それって本当のともだちなのかな。
はじめとおわりのミミズクのじいさんのセリフが、こころに染みます。
もりいちばんのさびしんぼうだったキツネは、ともだちをつくれたのでしょうか?
読み聞かせのコツ
音読時間
音読分6分半。
対象年齢
低学年、中学年。
読み聞かせポイント
小学校3年生に読み聞かせをしてきました。
かんたんな導入絵本のあとに、この絵本を見せました。
すると「あーそれ、知ってるー!」と、とてもいい感触。
ストーリーもよく、絵もかわいらしいので、子どもに大人気のシリーズです。
「この絵本は、このシリーズのいちばんはじめのお話なんだよ。」と言ってから読み始めました。
子どもたちは、とてもよく聞いていました。
ともだちなんて、自然にできるもの。
でも、それがむずかしく感じる時だってありますよね。そう、それは年度始。クラス替えの時期。
最近の小学生は、毎年クラス替えをするようです。
不安な気もちを多少なりとも抱える、この3月。
少しでも前向きなやさしい気もちになって、自信を持って新学期を迎えてくれたらうれしいな。
この時期に読んであげたい、おすすめ絵本です。
ともだちっていいですよね。
本当のともだちに出会う幸せを、ぜひみつけてほしいです。
読み聞かせのメリット
読み手のメリット
お子さんへ読むとき
おひざの上や、おやすみなさいの前の読み聞かせは、スキンシップをとりながら。
幸せな時間が過ごせます。
小学校や図書館で読むとき
子どもたちが、よろこんでくれるとうれしい。その笑顔からは、たくさんの元気をもらえます。
選書にあたまをつかい、音読して練習。最高のボケ防止です。
聞き手のメリット
楽しい
わくわくどきどき。
絵本は疑似体験の場です。冒険だってできちゃう。
もし私が主人公だったら…。などと第三者目線でものをかんがえることができるようになり、豊かな感受性がうまれます。
非認知能力がはぐくまれる
非認知能力を「じぶんの好きなことを追求できる気もちや、姿勢のこと」だとしたら。
まずはなにより身につけてほしい能力です。
失敗しても頑張る主人公に共感し、応援する。
それはそのまま、自分への応援歌になっていくのではないでしょうか。
好奇心
興味のあることに気づくチャンスがひろがります。
集団での刺激、共感力
1対1では得られない、お互いに共感できるよろこび。
感じ方はそれぞれであっていいし、それぞれでなければいけないのだけれども、他の子の反応には刺激がありますよね。
子どもたちが、うれしそうに目配せをして、共感しあっている姿をよく見かけます。
国語が得意になります
たくさんの文章にふれて、語彙力、表現力が高まります。
勉強面で、親がしてあげられること
子どもを、本好きにしてあげよう
本が好きになってくれたら。
みずからさまざまなことを吸収しはじめます。
図書館でたくさん借りよう
数十冊まとめて借りられますので、まずはジャンルを問わずに。
意外な興味関心がみつかるかもしれません。
amazon Kindle 読み放題
わが家もお世話になっていました。本好きのお子さんにぜひ。


小学生新聞
読売KODOMO新聞は、週に一日の配達です。
中学受験では、時事問題も多く出題されます。

わが家でも、この新聞をずっと愛読していました。
見開き特集ページを一週間トイレに貼ったりして。とても楽しかったです。
ポスター


書籍

- じぶん(読み手)が、その絵本を好きなこと。
- 絵本が主役。しっかり読んで、伝えよう。
さいごまで読んでいただきありがとうございました。
読み聞かせなどの参考にしていただけたらうれしいです。
絵本を楽しんでくださいね。
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