絵本『さつまのおいも』のご紹介です。
ぜひ読んでみてくださいね。
さつまのおいも
文:中川ひろたか 絵:村上康成 出版社:童心社
あらすじ
おいもだって、生活しています。
でも、そこへやってくるこどもたち。そして、つなひきがはじまります。
さぁ勝負はどうなる?
わたしたちの まけで ごわす
ほくほくおいしいおいもを、いっぱいいっぱいたべるこどもたち。そしたらあっちこっちで、プップップー。くさーい。
あれれ。最後に勝ったのはどっち?

さつまのおいも (ピーマン村の絵本たち)
人間に食べられてばかりのおいもにだって、少しは考えもある。土の中で体をきたえ、さあ逆襲だ。
読み聞かせのコツ・ポイント
(音読時間目安:2分半)
おいもがおいしい季節になりました。さつまいもはホクホクあまくてとってもおいしいですよね。
幼稚園で、おいもほりを経験してくる子どもたちも多いことでしょう。土いじりってほんとうに楽しい。都会の子も、自然にふれられる貴重な機会。幼稚園や保育園で、ぜひ続けていただきたい行事のひとつです。おうちに持って帰ってきてくれるおみやげもうれしいもの。
そんなおいもほりの経験を思い出しながら、楽しめるといいですね。
「おいもほり行ったことある?」って聞いてみたら、元気なこたえがかえってきそう。実体験があると反応もちがいます。もりあがることうけあい。
あと、さつまのおいもというタイトル。「さつまって今の何県だと思う?」って聞いてみたいな。
さつまって鹿児島県なんだよ、だからさつまいもは、鹿児島県から伝わってきているの。さつまいもがだんだん各地で作られるようになって、今ではたくさん食べられるようになったんだね。
食べられるものって、とっても貴重。みんな、おいしく食べようね。
この絵本は、たのしく読めて、さつまいもにもちょっとくわしくなっちゃう本です。
もう少し高学年には、こちらのいももおすすめ。
読み聞かせを楽しんでくださいね。
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さつまのおいも (ピーマン村の絵本たち)
人間に食べられてばかりのおいもにだって、少しは考えもある。土の中で体をきたえ、さあ逆襲だ。
読み聞かせを成功させる大切なこと
- 読み手が、その絵本を好きなこと。
- 絵本が主役。しっかり読んで、伝えること。


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