おいも!
【さく】石津ちひろ
【え】村上康成
【出版社】小峰書店
あらすじ(絵本紹介)
今日は、おいもほり。おじいちゃんも、いもほりめいじん犬のタロも。ここほれわんわん。
さて、どんなおいもがとれたかな? とびっきりのおいも、どうやって食べよう。
こげこげおいもを ふたつに わったら… ひゃー どきどき!
どうやら、みんなおいもがおいしすぎたようで。ラストはおどろきの展開がまっていますよ。

読み聞かせのコツ・ポイント
対象年齢:赤ちゃん・幼児・低学年
音読時間目安:4分半
お天気のよい秋の日に、おいもほりに行きたくなっちゃう絵本です。
ひろーいさつまいもの畑。青い空。白い雲。まっくろに焦げた焼きいもをわった時のまぶしい黄金色。おじいちゃんに、犬のタロ。
遠目のきくはっきりとした絵と、リズミカルな文
教室など広い場所でも使える、読み聞かせにぴったりの絵本です。つぎの展開も待ち遠しい。
絵本に力があるので、読み聞かせ初心者さんが読まれても楽しめることうけあいですよ。おいもがぬけるシーンでは、よく見ると地中のいきものまでいきおいで舞い上がっちゃってます。とっても楽しいページ。
ゆっくりと見せてあげてくださいね。
それにしても実際にいもをほる時って、つたをひっぱるわけではないのに、やっぱりおいもほりのイメージといったら昔からすっぽーん。なんでなんでしょうね?
「読めば、思わず食べたくなる!!」シリーズ
この絵本は、石津ちひろ&村上康成のコラボシリーズ。
他に「すいか!」や「おもち!」もあるので、季節にあわせてチョイスして下さいね。
赤ちゃんにも
絵がはっきりしていて、赤ちゃんにもおすすめです。
中学生以上は?
わが家の中学生は、ラストの展開に「オカルトやー」なんて言っておりました。なんということを。夢がないなぁ。ファンタジーを理解してちょうだい。
確かに小さい子向けの絵本ですけどね。
でも小学校高学年くらいになっても、たまにうんと幼い本を読んでもらうのも楽しいものです。内心は、けっこう喜んでいるはず。
いちど読んだ絵本でも、その時々の環境によって感じ方はさまざま。自身の成長にも気づけるかもしれません。
これからの生活のなかで、なにかの拍子に、読み聞かせで楽しんだ絵本を思い出してくれたら、読み手としてはうれしいですよね。
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読み聞かせを楽しんでくださいね!
読み聞かせを成功させる大切なこと
- 読み手が、その絵本を好きなこと。
- 絵本が主役。しっかり読んで、伝えること。

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