絵本『だんだんのみ』のご紹介です。
ぜひ読んでみてくださいね。
だんだんのみ
【文】長谷川摂子
【絵】福知伸夫
【出版社】岩波書店
あらすじ(絵本紹介)
なかのよいととさとかかさ。
あるひ、ととさは急に腹がいたくなり、お寺の和尚さんに相談にいった。
「そりゃ はらのなかに むしがいる せいだ。ひとつ かえるを のまっしゃい」
ととさ、かえるをつるっとのみこんだ。
かえるが、腹の虫を食べたので、腹がいたいのはなおったが。
こんどはかえるが、腹のなかでぺったぺったととびまわって、きもちが悪くてしかたがない。
さて和尚さん。
お次はどうしましょう。
最後にオニがでてくる楽しい昔話絵本です。
もちはこびに便利な「てのひらむかしばなし」絵本。
読み聞かせのコツ・ポイント
対象年齢:幼児・低学年・中学年・高学年
音読時間目安:5分半
すてきな版画の小さめ絵本です。
小さい本ですが、絵がはっきりしているので、手に持っての読み聞かせでも十分対応できます。
「カエルをつるっとのみこんだ」って、子どもたちはまずびっくり。
そしてこの展開は次から次へと。
みんな大よろこび。
楽しい読み聞かせになりますよ。
最後は、節分にちなんでオニがでてきます。
豆まきの威力ってすごいのね。
節分時期におすすめです。
年がけたら選書候補にぜひどうぞ。
ストーリーの似た絵本
昔話なので、似たお話の絵本もあります。
「かえるをのんだととさん」は有名ですね。
こちらの絵本の方が大きいので、教室などひろい場所での読み聞かせには良いかもしれません。
ご参考まで。
てのひらむかしばなし
「だんだんのみ」は、てのひらむかしばなしというシリーズ絵本の中の一冊です。
小さくて、持ち運びにもとても便利。
小さいお子さんにもわかりやすい内容です。
アンパンマンやトーマスもいいけど、こういう小さめ昔話絵本を一冊もっていると、なにかと便利かもしれませんね。
amazonレビューも参考になりますのでどうぞ。こちらから購入もできますよ。

絵本をたくさん楽しんでくださいね。
読み聞かせをするうえで大切なこと
- 読み手が、その絵本を好きなこと。
- 絵本が主役。しっかり伝えよう。

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