絵本「この世でいちばんすばらしい馬」のご紹介です。
この絵本を、小学校で読み聞かせしてきました。
小学生高学年におすすめです。
絵に迫力があります。ぜひ読んでみてくださいね。
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この記事では、次のことがわかります。
・作者・出版社
・あらすじ
・音読時間・対象年齢
・読み聞かせのコツ
・こころがけたいこと
絵本紹介
- 【作・絵】チェン・ジャンホン
- 【約】平岡敦
- 【出版社】徳間書店
あらすじ
絵をかくのがだいすきだった貧しい少年ハン・ガン。
有名な画家に才能をみとめられ、そののち宮廷の絵師にまでのぼりつめます。
馬が好きなハン・ガン。
ハン・ガンの描く馬は、生き生きとしていまにも動き出しそうです。
そしてその馬は、どれもひもでつながれていました。
「いつか命がやどって、絵から抜け出すかもしれないからね。」
やがて。
ふしぎなうわさがながれはじめます。
そんなある日、ハンガンのものにひとりの武将が訪ねてきます。
「この世でいちばん力の強い馬を描いてはくれないか。」
絵から抜け出した馬は、なみの強さではありませんでした。
すばらしい絵とストーリー。
馬の表情、悲しみ。
ラストもいいです。
絵に圧倒。
音読時間
音読約9分。
対象年齢
(読み聞かせにむく年齢)
小学校高学年。
読み聞かせポイント・口コミ
今回は、5年生に読み聞かせをしてきました。
持ち時間が10分なので、ご挨拶もそこそこに。
この絵本を読んだのは、今回がはじめて。
以前、同じ作者の「ウェン王子とトラ」を読み、気になっていたところ、図書館司書の方のおすすめもあり、思い切って選書してみました。
遠目もきくので、教室の読み聞かせにもぴったりです。
ただ、1ヶ所だけ、すこし残酷な描写がありますが、このまま読みました。
馬にのって戦うシーンです。
作者のおもいを大切にしました。
注意点
横に長く、とても大きな絵本なので、遠くの文字が見えにくいです。
あらかじめ覚えておくなど、練習しておいてくださいね。
それから大きな本を読んでいると、どうしても自分の身体がじゃまになって見えにくくなります。
前列の端にすわる子たちへの配慮も忘れずに。
ときおり、ぐるりと見せてあげるとよいかもしれません。
実在の人物
ハン・ガンは1200年以上前に実在した画家。
そしてこの絵本の絵は、ハン・ガンと同じ手法で絹地に描かれています。
ほんとうに絵がすばらしいです。
いちどは手にとってみてください。
おわりに
さいごまで読んでいただきありがとうございました。
読み聞かせの前の参考にしていただけたらうれしいです。
読み聞かせでこころがけたいこと
「じぶんが好きな絵本をえらぼう」
「絵本の内容をしっかり伝えよう」
気になる絵本を見つけたら図書館へ。
全ページ1回だけ「無料」で試し読み をすることができる絵本ナビも便利です。
うまく利用くださいね。
それでは。
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