腸は「第二の脳」ですよ。おいしく食べて免疫力アップ。かんたんなのでぜひ!
中学受験、当日のアクシデント
まずはわが家の失敗談
2022年に中学受験を終了したわが家。受験期は、食事にはとても気を遣っていました。
それでも受験当日。
子どもが、受験会場を目前にして「お腹がいたい」と言い出したのです。ふらふらと駅のトイレに消えていくすがた。思い出しただけでヒヤヒヤします。
その朝、そういえば便通がなかったんですね。
でもこれ、意外とあるある。親も緊張の連続で、受験票など持ちものに気を配り、慣れない受験会場への道のり、合格発表やら手続きの期限やら、もう考えることがいっぱい。
朝、便を出す。この大切なことが抜けてしまったことはほんとうに反省。その後、事なきを得ましたが、かわいそうなことをしてしまいました。
腸内環境、大事です。
受験生に限らす、毎朝、自然な便通がおきるようにしておけるといいですよね。あとは、免疫力をあげて、コロナやインフルエンザにも負けない身体をつくりましょう。
結論:ヨーグルト&レーズン
結論から言うと、これがいちばんかんたんでおいしくて腸内環境にもいいので、このふたつを一緒に食べましょう!というただそれだけのレシピです。
このふたりの相性は抜群です。
レーズンはヨーグルトを含んでプリプリ、まるでラムレーズンのようだし、ヨーグルトも、レーズンの甘みで砂糖不要のデザートになります。
ヨーグルトの箱に、ザラッとレーズンいれて冷蔵庫に入れておくだけ。
少しだけ腸の話をします。
腸内環境
腸にはたくさんの腸内細菌がいて、生態系をつくりながらそれぞれのヒトに住みついています。
善玉菌、悪玉菌、日和見菌(ひよりみきん)
ベストバランスは、善玉2割、悪玉1割、日和見菌7割。人間社会にも似てる?!
腸内細菌のためにできること、ふたつ
- 善玉菌(乳酸菌など)食品を食べる
- 善玉菌のエサになる食物繊維を食べる
ヨーグルトは食べ続けよう
善玉菌の代表のひとつ、乳酸菌。その乳酸菌は、ビフィズス菌、ブルガリア菌、ガゼイ菌など数え切れないほどたくさんの種類があり、まだ発見されていないものもあるんだとか。
どのヨーグルトを食べればいいのかは、便のようすをチェックです。お子さんの場合は便通を聞いてあげるといいですね。
また、ヨーグルトは食べ続けることも大切だそうです。乳酸菌はたとえ生きて腸まで届いても、最終的には体外に出てしまうとか。でも、通過する時に常在菌を助けるはたらきをするらしいのです。
乳酸菌にも、食事は必要
善玉菌のエサといえば食物繊維。なかでも優秀なのはレーズン。調理いらずで他の栄養素も豊富。
つくりかた
オイルコーティング(後述)レーズンは、お湯をかけひとまわし(めんどうなら省略可)。

お湯をきって捨てたら、ヨーグルトへ。


蓋をして冷蔵庫に保存するだけ。

そのままでももちろんどうぞ。2,3日もたてばレーズンはこんな感じでプリプリになります。その食感はラムレーズンのようです。

砂糖やジャム不要。甘いのでこのままどうぞ。

材料
- ドライレーズン
- 市販のヨーグルト
おすすめレーズン

わたしはいつも、Amazonで「オーストラリアゴールデンレーズン」を買って使っています。他のレーズンよりも、仕上がりのプリプリ感がだんぜん違うのでおすすめです。
このレーズンのデメリットは、オイルコーティングされていることと、たまに小さな枝の残り(種?)のようなものを感じることくらいでしょうか。
オイルコーティングされているものは、原材料のところに「干しぶどう、植物油脂」と記載があります。植物油脂はいわゆるトランス脂肪酸。よくわからないので極力とりたくないんですけどね。
食べすぎ注意
おいしいからって、食べ過ぎはよくありません。レーズンに含まれる嬉しいカリウムですが、持病のある方の過剰摂取は注意が必要です。
また糖質やカロリーも高い食材。おすすめの摂取量は、だいたい1日に160粒。1/2カップ(80g)。
うちでは小さいコップ半分をめやすにしています。カロリーにすると250kclくらい。
まとめ
おいしく食べて、ついでに免疫力アップです。
受験生の手軽なおやつとして最適なので、ご紹介させていただきました。砂糖をできるだけ摂りたくないので、甘いものが食べたい時にもいいですね。
腸は「第二の脳」と言われる臓器です。大切にすれば頭の働きもよくなります。無限の可能性を信じて。大事な日もきっと大丈夫!
あと受験当日は、便通の確認もお忘れなく。
受験生だけじゃない!家族みんなにうれしい
レーズンのカリウムは余計なナトリウムを排出するので、高血圧の予防や、むくみ解消にも役立ちます。それに鉄分も豊富。
ダイエットにも最適です。忙しい受験生ママはもちろん、おじいちゃんおばあちゃんも、ぜひ健康でいてくださいね!
↓おいしさとコスパは今のところ最強です。1キロ、1,080円(2022年8月Amazon)。
↓こちらも高評価。コスパ最高。しかもオイルコーティングフリー。でもヨーグルトに入れるなら、オーストラリアゴールデンレーズンの方がプリプリするのでおすすめです。

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