「家庭教師って実際、いくらかかるの?」その疑問にリアル回答します!
中学受験で家庭教師をつけるかどうか、迷いますよね。我が家もまさにその一例でした。
うちの息子は4年生からSAPIXに通っていましたが、6年生の夏以降に成績が伸び悩み、SAPIX系列の個別指導「プリバート」のオンライン家庭教師を併用することにしました。
この記事では、「家庭教師代として実際いくらかかったのか?」というリアルなお金の話を、包み隠さずお伝えします。塾代以外の家庭教師に必要なお金の話です。
これから中学受験を控えるご家庭の参考になれば嬉しいです!
✅ 結論:家庭教師代は 約30万円 かかりました(6年生・約半年)
サピックスの費用はどのくらい?

まず、家庭教師代の前に、通塾していたSAPIXの年間費用(講習すべて参加。2022年度)をご紹介します。一つの口座にまとめていたので正確です。
- 4年生:約60万円*
- 5年生:約75万円
- 6年生:約140万円
(*日能研からの転塾だったため予想値)
4大塾の中では拘束時間が短めな一方で、費用は高い。
その上で、6年生になると「ついていけない…」という家庭も多く、家庭教師を併用するかどうかという判断が出てきます。
家庭教師を始めたきっかけ
▶ 6年生の夏、SAPIXだけでは不安に…
息子はSAPIXに通っていて、先生方の指導も的確で信頼していました。
ただ、6年生の夏頃から「授業についていけてるのかな?」という不安がじわじわと募ってきました。
転塾当初はαクラスにいたこともありましたが、学年が進むにつれクラスは徐々に下降。SAPIXの偏差値も平均前後を行き来するように…。
親としては、「このままで大丈夫かな…?」という焦りがつのっていきました。
▶ 親子で限界を感じた日々
6年生のスケジュールは本当に過酷です。
塾 → 宿題 → 復習 → テスト…と、息をつく間もない日々。
親も手伝いたくても、内容が高度すぎて口を出せない。コベツバさんの映像授業も活用しましたが、動画は双方向でないため、息子は「わかったフリ」をしてスルーしてしまうことも。
疲れがたまり、親子で言い合いになる日もありました。
そんな中で思い切って検討したのが、オンライン家庭教師の併用でした。
プリバートを選んだ理由
SAPIX完全対応のカリキュラム
他の家庭教師サービスもいくつか体験してみましたが、最終的に選んだのはSAPIX系列の「プリバート」
理由はシンプルで、教材・カリキュラムの進度に完全対応してくれるから。「いま授業でやっている内容を、1対1でピンポイントで解説してくれる」というこの安心感はとても大きかったです。
当初は対面で通塾していましたが、コロナ禍をきっかけにオンライン形式へと切り替えました。。
相性のよい先生
そして何より大きかったのが、息子と相性のよい先生に出会えたこと。やはり相性ってあるんだなと感じました。
ただ、プリバートでは毎回同じ先生にお願いするのが難しかったのが残念でした。
一対一はすばらしい
一対一の指導だからこそ、息子も遠慮せずに質問でき、授業のテンポも本人に合わせて進めてもらえました。
「わからない」が「わかった」に変わるたびに、顔つきが明るくなっていったのを覚えています。
中学受験算数指導のプロで、相性のよい先生と一対一の授業が最強だと思いました。
家庭教師は“保険”でもあり、“伸びしろの起爆剤”
塾だけでやり切れる子もいます。でも、うちのように「あと少しのところで届かない」「サポートが必要」なご家庭にとって、家庭教師は学力面でもメンタル面でも大きな支えになります。
特に中学受験は、親も子もメンタル勝負。「わからない」を放置しないこと、「できた」を積み重ねていくことが、成績アップ以上に大事だと実感しました。
我が家はそのきっかけとして、オンライン家庭教師にお願いしたのは正解でした。
最後に|迷ったら“お試し”からでもOK!
プリバートとてもありがたかったです。
でも今から思えば、相性のよいひとりの先生に、ずっと志望校対策を見ていただいた方が良かった。
準御三家レベルをめざしていたわが家の場合、サピックスのクラス維持はあまり気にせず、志望校にあった対策が必要でした。
「サピックス中学」を目指しているわけではありませんしね。
もし、中学受験で「このままで大丈夫かな?」とモヤモヤしているなら、オンライン家庭教師を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
オンラインならどんな授業をしてくださっているのかわかるし、送り迎えもしなくていいです。
今は1回から試せる体験授業も増えています。何度でも相性の良い先生を探せるところもあります。
いきなり申し込むのではなく、まずは「お試し」から始めてみることをおすすめします。
家庭教師=高額、と思いがちですが、色々見比べてみてください。
最低限の注意点はこちら。
プリバートでなくとも、この点だけは気をつけてくださいね。
それではよい中学受験を!