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絵本『まさ夢いちじく』あらすじ&読み聞かせのコツ【おすすめ:高学年・村上春樹】

絵本『まさ夢いちじく』のご紹介です。
小学校で、この絵本の読み聞かせをしてきました。

著:クリス・ヴァン・オールズバーグ, 原名:Chris Van Allsburg, 翻訳:村上 春樹
¥3,607 (2024/04/20 12:09時点 | Amazon調べ)

\ ↑「無料」で試し読み ができるかも/

この記事では、次のことがわかります。

・作者・出版社
・あらすじ
・音読時間・対象年齢
・読み聞かせのコツ
・こころがけたいこと

\いつもありがとう/

まさ夢いちじく

【作:絵と文】C・V・オールズバーグ

【訳】村上春樹

【出版社】河出書房新社

あらすじ(絵本紹介)

ムッシュウ・ビボットは、神経質でやかましやの歯医者。飼い犬のマルセルにもつらくあたり、優しさのかけらもありません。

ある日、「自分の見た夢が、そのままかなういちじく」を手に入れたビボット。

最初は信じていなかったものの、ひとつめを食べた翌日、なんと驚くべきことがおこったのです。

のこりのいちじくはひとつ。
「こいつは無駄にできないぞ。」

驚きのストーリーと印象的な絵。ラストまで目がはなせません。

クリス・ヴァン・オールズバーグの他作品:「ジュマンジ」「名前のない人」

翻訳は、あの村上春樹

現在、入手困難になっています。

著:クリス・ヴァン・オールズバーグ, 原名:Chris Van Allsburg, 翻訳:村上 春樹
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じっさいに読んできました(体験談)

場所

小学校。高学年の教室。

この絵本を選んだ理由

はじめてのクラスだったので、候補の絵本を3冊持参し、先生に相談してみました。選んだのは、この物語。

本日の「ふりかえり」

このお話知ってる?と聞いたら、みんな知らないと。

候補として持参した絵本は、「半日村」「まんじゅうこわい」とこの「まさ夢いちじく」。

つい先日、となりの小学校の高学年(6年生)に「まんじゅうこわい」を読んだばかりなので、読み比べも楽しいかなと思ったのですが。

今回は先生とのお話の中から、ちょっとおとなびた物語絵本を選書。

この絵本を、6年生に読むのは2回目。

6年生にしか読めない絵本です。

結論、大正解

みんなだんだん前のめりになってる。

お話に入り込んでいるのがわかります。

ちょっとシュールでブラックな結末

ラストは、予想して的中させていた子もいたようでした。さすが高学年。

やっぱり子どもはお話が大好きなんですよね。

読み聞かせをやっていて、よかったなぁと思える、とてもうれしい瞬間です。

読み聞かせのコツ・ポイント

対象年齢:高学年(6年生)

音読時間目安:9分

小学校の読み聞かせ時間は、10分~15分。
学校によって決まっています。今回の持ち時間は10分だったので、9分ギリギリセーフ。

この絵本の絵は、美しいセピア色で、やさしいタッチの絵画のよう。

ストーリーも秀逸で、ラストは、こちらまで魔法にかけられたようです。

ただ、そのラストなのですが、実は初回だとすこしわかりにくい。

ビボット。マルセル。

あれ、どっちが犬の名前だったっけ?

一瞬、外国の方の名前って、スッと入ってこない時ありませんか?

重要な部分なので、自分でもしっかり理解して、わかりにくいところだと意識しながら、読んであげてくださいね。
しっかり時間をかけて、タメながら。

そうすれば、6年生でも充分楽しめます。

中学生に読み聞かせをする機会があれば、選んでみたい絵本です。

世にも奇妙なものがたりや、星新一のショートショート好きにはたまらない一冊

図書館司書の方もおすすめしてくれた絵本です。

読み聞かせでこころがけたいこと

「じぶんが好きな絵本をえらぼう」

「絵本の内容をしっかり伝えよう」

気になる絵本を見つけたら図書館へ。

全ページ1回だけ「無料」で試し読み をすることができる絵本ナビも便利です。
うまく利用くださいね。

それでは。

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