絵本『ぐりとぐら』のあらすじと読み聞かせのコツのご紹介です。
ぜひ読んでみてくださいね。
この記事では、次のことがわかります。
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ぐりとぐら
文:中川李枝子
絵:大村百合子
出版社:福音館書店
あらすじ
のねずみの、ぐりとぐら。
このよで いちばん すきなのは おりょうりすること たべること
どんぐりをひろっていたふたりが、森で見つけたものは、大きなたまご。
でも大きすぎて、おうちへは運べません。
じゃ、おなべをもってきて、ここでつくろう!
かすてらのいいにおい。
もりじゅうのどうぶつたちが、あつまってきました。
「けちじゃないよ ぐりとぐら ごちそうするから まっていて」
さて。
かすてらのできあがりはどんなかな?
読み聞かせのコツ・ポイント
対象年齢:幼児、低学年
音読時間目安:6分
わたしの絵本との出会いともいえる本。
両親から、クリスマスプレゼントでもらったものです。
「ぐりぐらぐりぐら、ぐりとぐら!」って、ふたごの弟たちと呪文のようにとなえていたっけ。
自然と笑顔になれる絵本です。
かすてらのいいにおい。
かわいいどうぶつたち。
みんなでなかよく、おいしいものを食べるって、ほんとうに幸せですね。
「けちじゃないよ、ぐりとぐら」って、なんてかわいらしいんでしょうか。
ぐりとぐらのレスリングのような服も、帽子も、表情も。どうぶつたちが、それぞれおいしそうにかすてらを食べているところも。
癒やされます。
それから最後のページ。たまごのからのリサイクルもすてきなアイディア。
前のページで問いかけになっているので、ゆっくり考えさせてあげてくださいね。
「さあ、このからで、ぐりと ぐらは なにを つくったと おもいますか?」
オチます。
それから読後は、かすてらが食べたくなることうけあい。
ほんとうにいいにおいがしてくるような気がするから不思議です。
しかし、あんなにふんわりのかすてら、どうやったら作れるんでしょう。とってもおいしそう。私も食べてみたいなぁ。
これからも読み繋いでいってほしい、大好きな絵本です。
作者の中川李枝子さんの旧姓は大村。
絵を書かれた、妹の大村百合子さんはご結婚されて、山脇百合子さんになられたのですね。
2022年9月 山脇百合子さんが80歳で亡くなられました。
かわいいのねずみのぐりとぐらをこの世に生み出していただきありがとうございました。
どうぞ安らかに。
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