絵本『ざぼんじいさんのかきのき』のご紹介です。
秋にぴったりの、とてもおもしろい絵本なんですよ。
ぜひ読んでみてくださいね。
この記事では、次のことがわかります。
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ざぼんじいさんのかきのき
- 文:すとうあさえ
- 絵:織茂恭子
- 出版社:岩崎書店
あらすじ
ざぼんじいさんは、いつもあまいかきをひとりじめ。
とろけちまうくらいあまいかき。わしのだいじなかきは、だれにもやるもんかい。
そんなじいさんの家のとなりに、まあばあさんがひっこしてきました。まぁばあさんったら、どんなときだっていつも「うれしいわ。ありがとう。」。
けちなざぼんじいさん。
ざぼんじいさんの、このあとの行動にびっくり。ざぼんじいさん、そこまでやるか!?
読み聞かせのコツ・ポイント
(音読時間目安:8分半)
11月です。スーパーにならぶくだものも、梨から柿にじょじょにバトンタッチ。最近では、マスカットなども多くでまわっていますが、やはり季節を感じるのはやはりあまい柿ですね。
甘いものが少なかった昔は、柿はなによりのごちそうだったのでしょうね。
そんな大事な柿の木。
なのに、ざぼんじいさんったら。
この絵本は、ベテラン読み聞かせ仲間さんからのおすすめ絵本です。
いやなじいさんと、かわいい(天然の)まぁばあさん。まぁばあさんは、どんな状況でも楽しくすごしてしまう天才。そんなふたりのやりとりが、なんとも楽しい絵本です。
ケチでいやなざぼんじいさんだけど、さいごはさすがに懲りたとみえます。
ラストはとってもいいお顔。この顔をみているとこちらまでホッとして嬉しくなっちゃうから不思議です。まぁばあさんおそるべし。
ざぼんじいさんのかわりよう。うまく伝えてあげてくださいね。
読み終わったら、さいごはゆっくりと裏表紙を見せてあげるといいですよ。意味があります。ちょっとうれしい発見です!
さて、とろけちまうくらいあまいかき。食べたくなってきたなぁ。
柿つながり。こちらの絵本もおもしろいですよ。
読み聞かせでこころがけたいこと
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