ポチップ
絵本『わたし』のご紹介です。
ぜひ読んでみてくださいね。
わたしって、ほかのひとからみたら「だれなんだろう…」。
おとなが読んでも深い絵本です。
わたし
【ぶん】谷川俊太郎
【え】長新太
【出版社】福音館書店
あらすじ(絵本紹介)
わたしはたったひとりしかいないけれど、相手からみると、いろいろな呼びかたがある。
おとこのからみると「おんなのこ」。
おにいちゃんからみると「いもうと」。
せんせいからみると「せいと」。
しらないひとからみると。
だれ?
ポチップ
読み聞かせのコツ・ポイント
おすすめ対象年齢
小学校低学年(小学1、2年生)
音読時間目安
2分半
おすすめポイント・コツなど
かがくのとも傑作集。
知識絵本です。
ひとの目を意識するようになってから、はじめて社会性がうまれてきます。
この絵本は、自分のことをいろいろな視点からみつめるきっかけになるかも。
裏表紙には、おとうさん、おかあさんのうしろすがた。
こちらもおもわず、どんなおとうさん、おかあさんなのかな?、なんて想像してしまいます。
プチ哲学絵本。
わたしは、わたしなんですけどね。
ジェンダーについて
おかあさんは新聞をよんでいて、おとうさんはエプロンをつけて料理をしています。
すこし昔の絵本なのに、なかなか先をいってます。
でも、すこし引っかかってしまうのが、「がいじんからみたらにほんじん」というフレーズ。
このため、小学校での読み聞かせでは、使用しにくいなと感じています。
いまだったら、「がいこくのひと」という表記になるのかな。
クラスには、いろいろな国のおともだちもいます。
おうちでゆっくり読んでみてくださいね。
あいてのことが気になりはじめる低学年くらいの子へ。
もっと年長、あるいは大人の方にもひびく絵本かもしれません。
ポチップ
読み聞かせでこころがけたいこと
試し読みできる「絵本ナビ」。絵本好きならきっと楽しめますよ。
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