絵本『ろくべえまってろよ』のご紹介です。
図書館で、この絵本の読み聞かせをしてきました。
この記事では、次のことがわかります。
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ろくべえまってろよ「作者」と「出版社」
作:灰谷健次郎
絵:長新太
出版社:文研出版
ろくべえまってろよ「あらすじ」
犬のろくべえが、あなにおちた。
あなはふかくてまっすぐ。
なき声で、ろくべえということはわかるけれどすがたは見えず。
さあ、1年生の救出作戦がはじまります。
深いあなのそこには、ガスがたまっていて、死ぬことだってあるらしい。
顔をみあわせる5人。
たよりにならない大人たち。
だんだん元気がなくなっていくろくべえは、だいじょうぶでしょうか。
どうしよう。どうしよう。みんな、はんぶん なきそうな かおを しています。
さいごはどうなるかな。
ろくべえまってろよ「読み聞かせボランティア」
場所
図書館。
読み聞かせの会にて。
選書理由
相方さんが「ねこ」を選んだので、私は「いぬ」の中から選んでみました。
本日のふりかえり
参加してくれたのは、小学校低学年や未就園児の子どもたちと、そのお母さんお父さん。
このお話は、少し前までは国語の教科書にものっていたそうです。もしかしたら、お母さんお父さん世代にこそ届く絵本かもしれません。
ろくべえまってろよ「読み聞かせのコツ」
対象年齢
低学年
音読時間
8分
読み聞かせのポイント
絵は、あの長新太さん。絵もストーリーも、楽しいです。
犬好きにはつらい
大の犬好きさんは、おとなたちが、犬を助けないで行ってしまうところ。
つっこまずにはいられません。
それはさておき。
小学生1年生にぴったり
このお話は、小学校1年生の子たちの活躍が中心です。
ハラハラドキドキしながら、お話の世界に入り込めます。
ともだちと力をあわせながら、あきらめずに最後までがんばる子どもたちを、応援する気持ちで読みました。
最後のページにホッ
ろくべえが、みんなの笑顔とともにいるシーン。
なんともいえない安堵感・達成感につつまれますよ。
それにしても、おとなたちが情けない。おとなたちが何もしないと子どもたちが考えはじめる。
考えて行動する「その過程」こそ貴重な体験なのでしょうね。
まとめ「ろくべえまってろよ」
絵本「ろくべえまってろよ」のご紹介でした。
読み聞かせボランティアなどの参考にしてください。
絵本「ろくべえまってろよ」
対象年齢:低学年
音読時間:約8分
読み聞かせでこころがけたいこと
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