「ぐるんぱのようちえん」は50年以上読みつがれる絵本です。懐かしいですよね。
本記事では、絵本「ぐるんぱのようちえん」のあらすじと読み聞かせのコツをお届けします。
作者の西内ミナミさんを偲び絵本をもういちど親子で楽しんでみてください。自分の居場所をさがしているすべての方に届くやさしい絵本です。
この記事でわかること↓
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ぐるんぱのようちえん「作者・出版社」
- 作:西内ミナミ
- 絵:堀内誠一
- 出版社:福音館書店
ぐるんぱのようちえん「あらすじ」
ぐるんぱはひとりぼっちのぞう。「さみしいな、さみしいな」といっていつも涙をながします。
ジャングルで行われた会議では、ぐるんぱが臭いのでみんな鼻を空にむけました。
としよりゾウが いいました。
ぐるんぱは おおきくなったのに いつも ぶらぶらしている
わかいゾウもいいました。
それに、ときどき めそめそなくよ
でははたらきに出そう。
みんなに川で洗ってもらいみちがえるほどりっぱになったぐるんぱは、にっこり笑ってはたらきにでかけます。
- ビスケットやさん
- お皿つくり
- 靴屋さん
- ピアノ工場
- 自動車工場
ぐるんぱはいっしょうけんめい働きましたが、身体が大きいせいで失敗ばかり。
びーさんは「もう けっこう」と いいました。
はたらいてもはたらいても「もう けっこう」ばかり。むかしのように涙がでそうになったぐるんぱでしたが…
ある時、12人も子どものいるお母さんから子もりをたのまれたのです。ぐるんぱはどうしたと思いますか。
音読時間
音読約6分半。
対象年齢
読んであげるなら 4才から
自分で読むなら 小学校初級むき
小学校のクラスで読み聞かせをするなら
小学校の低学年
ぐるんぱのようちえん「レビュー」
ぐるんぱはとてもかわいそうな象だったのです。だっていつもひとりぼっち。臭いからって仲間からも鼻をそむけられて。
はたらきに出ても失敗ばかり。ぐるんぱは大きいから、作り出すものが巨大になってしまうんですよね。だから売り物にならない。それで、次から次へと「もう、けっこう。」。大きすぎたビスケットやら、プールみたいなお皿とか。靴やピアノにスポーツカー。ぐるんぱは、そのたびにしょんぼり。
でも、だいじょうぶだよ。ちゃんと最後にはそれらが大活躍するからね。子どもたちと楽しくあそべる幼稚園をひらいたぐるんぱはもうさみしくありません。人から必要とされってうれしいね。
ぐるんぱのようちえん「読み聞かせのコツ」
遠目のきく絵本です。幼児から小学校低学年くらいの子向けです。
臭いとか、もうけっこうとか。人生の悲哀やきびしさにふれつつも、さいごは自分の居場所をしっかりみつけられるホッとできる絵本です。子どもたちといっしょに楽しみながら読みましょう。
絵本作家:西内ミナミさん
作者の西内ミナミさんさんを偲んで。ぐるんぱのようちえんには思い出がたくさんです。すてきな絵本を残してくださりほんとうにありがとうございました。
ご冥福をお祈りします。

まとめ:絵本「ぐるんぱのようちえん」のあらすじと読み聞かせのコツ|西内ミナミさんを偲んで
絵本「ぐるんぱのようちえん」のあらすじと読み聞かせのコツをおとどけしました。
・作者
・あらすじ
・音読時間
・対象年齢
・読み聞かせのコツ(小学校)
・こころがけたいこと
読み聞かせボランティアの参考にしてください。
「ぐるんぱのようちえん」
音読時間:6分半
おすすめ:小学校低学年
小学校などでの読み聞かせでこころがけたいこと

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