絵本の「読み聞かせ」の効果って気になりますよね。
「読み聞かせ」をされて育った子は頭の良い子になるのでしょうか。
東大医学部に4人のお子さんを合格させた「佐藤ママ」の影響もあるでしょう。
私が感じたことをまとめます。
結論
信頼関係があれば、読み聞かせにデメリットはありません。
言葉のシャワーをたくさんどうぞ!
読み聞かせによる「学習面」の効果は?
学習面で、絵本は最強のツール。
齋藤孝「1日15分の読み聞かせが本当に頭のいい子を育てる」(マガジンハウス)にも、幼児期は自分で読ませるのではなく、読み聞かせるほうがいいと触れられています。
賢いお子さんへの下地は、つくってあげたいですよね。
もっといいこと!
もちろん学習面にかぎらず、読み聞かせにはメリットがたくさんあります。
でも、注意点もあるので、最後まで読んでくださいね。
読み聞かせで得られる11個の効果
- 学習能力があがる(語彙力が伸びる)
- 集中力が高まる(聞く力がつく)
- 想像力が豊かになる(疑似体験)
- 好奇心がたかまる
- 共感力がつく
- コミュニケーション能力があがる
- 本好きになり、読書量がふえ自ら学ぶ力がつく
- 親子の絆が深まる
- 子どもの精神状態が安定する(情緒が安定)
- 自己肯定感が高まる
- しつけ(してはいけないことの理由がわかる)
以下、代表的なところをみていきましょう。
聞き手(子ども)のメリット
なんといっても楽しい!
絵本は疑似体験の場。
わくわくどきどき。冒険だってできちゃうし、お姫様にだってなれる。
もし私が主人公だったら…。などと、第三者目線をもてるようになり、豊かな感受性が育ちます。
非認知能力がはぐくまれる
非認知能力とは?
自分の好きなことを追求できる気もちや、その姿勢のこと
これは、まずはなにより身につけてほしい能力ですね。
なんど失敗しても、立ちあがる主人公。そんな主人公に共感し、その姿を応援する。
それはそのまま自分への応援歌になっていくのではないでしょうか。
好奇心がたかまる
様々なことを知り、興味の幅が広がります。
また、好奇心旺盛になり、探究心に火がつきます。
学びの第一歩だね
国語が得意になります
たくさんの文章にふれて、語彙力、表現力が高まります。
集団での刺激、共感力
感じ方はひとそれぞれ。自分以外の反応って刺激的です。
逆に、ひとりだけでは得られない、お互いに共感できるよろこびも。
教室での読み聞かせでは、子どもたちが目配せをして共感しあう姿も見かけます。
読み手(おとな)のメリット
読み手にも
メリットがあります
自宅で、お子さんへ読んであげるとき
おひざの上や、おやすみなさいの前の読み聞かせ。
たくさんスキンシップをとっていると、愛情ホルモンがたくさん出るそうです。
幸せな時間が過ごせます。
小学校や図書館など、集団に読んであげるとき
子どもたちが、よろこんでくれるとうれしい。その笑顔からはたくさんの元気をもらえます。
選書にあたまをつかい、音読して練習。
人に喜んでもらうために、頭をつかって、身体もつかう。
認知症予防にももってこいです。
注意点
ただし、読み聞かせのやり方によっては、絵本嫌いにしてしまうこともあるので注意です。
気をつけよう
質問や、感想を聞いてしまう
これはつい、やってしまいがち。
読み手は反応を期待せず、絵本を届ける役割に徹しましょう。
親の感想も控えめに。子どもの感想が親のものに置きかわってしまいます。
好きでもない本をおしつける
子どもの好きな本を、読ませてあげてください。
おすすめにあった絵本をえらんでも、おしつけたら逆効果の場合も。
過度な演出をしてしまう
大げさな演出は、気が散るだけ。
たまにはいいかもしれませんが、お話だけでもじゅうぶん楽しめます。
絵本には力があります。
「AI」だけにおまかせ
「AI」に手伝ってもらうことはできても、「AI」に読み聞かせはできません。
優しく読み聞かせをしてもらった経験は、きっとお互い何にも代えがたいもの。
スマホにだけまかせるのはもったいないですよ。
さいごまで無理やり聞かせる
読み聞かせに飽きてしまうことは、だれだってあります。
無理強いすると、本嫌いになってしまうかも。
本来、絵本は楽しいもの。その良さはきっといつかわかるはずです。
焦らずに。
まとめ
時間をつくって、ぜひ読み聞かせをしてあげてくださいね。
子どもはすぐに大きくなってしまいます。
後悔のない選択をして、子育てをどうぞたのしんでくださいね。
賢い子に育てるたったひとつの方法は?
子どもを本好きにしてあげること
勉強面で親がしてあげられることは、結局このくらいしかないと思っています。
親子で楽しんでくださいね。
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